夜空の黒板

なんだかいい言葉だなって思いました。
昨日の新聞のコラムの中から拝借です。

ノーベル物理学賞を受賞した益川さんの記念講演の内容から。
銭湯に通う道すがら、父親が日食の原理などを話してくれて、理科の面白さを知った、とのこと。

その光景を思い浮かべ。。。銭湯の行き帰り、並んで歩く二人の上には「夜空の黒板」、と記者が結んでいました。

夜空の黒板。
人それぞれ、「夜空の黒板」となる体験があるのでしょうね。
父親とだったり、母親とだったり、小さい頃だったり、思春期だったり、相当の歳になってからだったり。

私は・・・。
おばあちゃん子でおじいちゃん子で、育ったかな。
田舎なので、よく歩きました、昼間だけど。
お煎餅の問屋さんへ出かけると、帰りはどうしても歩きになって。幼稚園くらいのとき、何キロも歩いた記憶が。
休み休み、祖母となにを話したのか?もう記憶にもないけれど。。。きっと今に繋がる山のような何かを貰っていたんだろうと。
夜は祖父と寝てましたね。
寝つくまでいろんな話をしてもらってました。昔話だったのかなぁ、記憶はまたもや曖昧。

母とは冬、こたつで。本も読んだし編み物もしたし、絵も描いたし。

これは!といったものがしっかりあるわけではないけれど。記憶にないし^^;
でも、そのひとつひとつが今の私をつくる基になっていることは間違いなく。

育った環境や、今の立場や状況、そんなのがいくつも重なって、人それぞれの今があって。
どんなにわかっているつもりでいる人でも、どきっとすること、言葉が時々みつかる。

そういうのを見つける度に、私は自分の呑気さを痛感。


今夜は綺麗なお月さまです。
夜空の黒板。。。どのくらいの人が今夜は使っていたのかな。

笑い声も涙も。いつかはきっと夜空の黒板。

離れていく気持ちを見つめるのも。。。きっと夜空の黒板。

見つめなおす時間をつくるのも。。。夜空の黒板。



君の月 遠く夜空に見えしとき 心通わず月なおまるく

君の夜 月とたわむれ歩きゆく 寄る術もなくひとり見上げし

この記事へのコメント

さとし君
2008年12月13日 02:35
遅くにこんばんは~。
ご祖父さんと休まれたなど、うらやましい限りです。私の生まれる前、誰もいませんでしたから。。優しい心は祖父母さんからいだだけるものでは?
記憶にはございませんでしても、愛情を受ければ、愛情をふりかざすこともできるのが人間でしょうか~。
ほんと、とても12日はいい月でした。
カロイ
2008年12月13日 23:40
こんばんは!
今が優しいこころかどうかは定かではありませんが^^;
愛情は記憶の何十倍もいっぱい貰っていたのだろうと。その愛情が気持ちの根本にいつもあるといいのですが。

でもいつも優しい気持ちでいることって、なかなかできません(^^ゞ

昨日の月、月明かりがとても綺麗でしたね。。。

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