ダンシング・チャップリン

先日、観てきました。
ご年配の方が多いのにびっくり!ん?平日昼間ならそれが当然?ですね^^;

草刈民代もチャップリン役の名ダンサーも、鍛え抜かれた身体と精神力、運動能力の高さに感動。
意識の高さ、容赦のないシビアさも感じられました。
第一部のメイキングの方が私は好き。本編は期待し過ぎたか、物足りなく感じてしまいました。


記録映画としての役割もあったこの映画。
主役級の人には心に残るいい作品だったことでしょう。

でもね。
ある場面で、最初に草刈民代のパートナーとされていた若手ダンサー。
何度練習しても、うまくいかない。草刈さんのタイミングに合わせられない・・・怪我しそうな雰囲気まで。
映画の中での苛立ちの、何倍ものどんよりした空気が現場には流れていたことでしょう。

ついに、リフトのスペシャリストを招集する話になって。
うまくスケジュールがあったらしく、その人も参加することに。
草刈さんの絶大なる信頼を受けての起用。あっという間にできてしまうあれこれ。

それを傍らで見ながら、ぽつりと漏らす若手ダンサーの言葉。
ほんとに難しいんだよ・・・みたいな台詞。
プロの世界のシビアな一面をまざまざと見せつけられます。
練習をずっと見続ける彼の心の内を思うと、実力の世界だからとわかっていながらも、ちょっとせつない。
その場面では踊ることのなかった彼ですが、他の場面にはたびたび登場してきます。
ついつい目がいってしまいます。しっかり気落ちせずに踊れたのかな?って^^;
気持ちを切り替えて、いい踊り、してるのかな?って。

彼にとってのこの作品。
もしかしたら二度と見たくない作品なのかもしれません。
踊りきれなかっただけでなく、言い訳までしてる。。。
映画の裏にあったあれこれがどうだったのであれ、見た人には見た部分だけしか伝わらない。
見る度に自身の未熟さにいたたまれなくなるような。

頑張れ!!
と陰ながらも応援!
(*^。^*)


あと少し、人の気持ちがわかったら。
もう少し、優しい気持ちを持てたら。
あと一言、伝えられていたら。
もう一歩、無理にでも近づいていたら。

かなしい思いもうんと減るのに。
わかっていても気持ちは甘える。


砂漠のダイヤは、砂場のガラス片だったのかも・・・。


雨です。
ちょっと淋しい夜です。




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