秋ひと日

秋ひと日ふるさとに居て空高く 風ひえひえと胸元に舞う


親族が十数人と集いし夜 どこか似し顔笑いさざめく


生まれたる家のいのちもあとわずか 名残惜しき傷あちこちに見る


見まわして過ぎし日思い日は暮れて 落書きの壁くれよんの名前



生まれ育った家の建て替えが始まっています。
年末にはたぶん跡形もなく消えてしまいます。
離れてからずいぶん経っているから、思い出は随分昔でほぼ止まっていますが。

なんともいえない寂しさは隠しようもなく。
秋晴れの空の下、木立に囲まれた古家は。
なんとはなしに小さく見えました。

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