振り向くとそこにいる

そろりと背中を撫でるような不安を
後押しするように、さらりと。


振り向くとそこに「淋しい」がうずくまっていた。
肩に触れた途端。
私に「淋しい」が満ちる。

いつだって「淋しい」は淋しい。
心の芯が震える。
気づかないふりをしても、静かに内の内まで入り込む。

あなたの知らない淋しさを運んでくるのはあなた。

じっと通り過ぎるのを待つ
薄れていく時間を
そうやってどれほど過ごしてきただろう。


陽だまりの猫のように
目を醒ましたら
ぽかぽかな心で一歩一歩。

小さくゆっくりのびをして。



東京の夜に雨が降り出しました。
今年最後の雨でしょうか。
小雨で終わってほしいナ・・・。

あなたにも私にも優しい雨でありますよう。


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