金木犀

むせ返るほどに香り。
通り過ぎる人たちを誘いますね。




金木犀


ガラスのかけらを拾い集めて
やっぱり切ってしまった指の先

見ないふりして過ぎればいいのに
心揺れて傍に寄る

窓辺に香る金木犀は
季節がくれば気づかせてくれる

降り出した雨に慌ててみても
濡れた頬には想いが混じる

どんなに気持ちを透きとおらせても
ガラスのかけらは冷たくはじく


ガラスのかけらを拾い集めて
やっぱり切ってしまった指の先

とがった先をまぁるくする
やさしい心はないのでしょうか

金木犀が香る路地には
古いガラスに黄色く映えて

降り急ぐ雨をあやすように
ぽつりぽつりと音を落とす

どんなに気持ちを透きとおらせても
ガラスのかけらは拾いきれない






平気で人を傷つけられる人が・・・ちょっとうらやましい・・・夜。
今日だけ・・・。

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