アンソロジー 「捨てる」  文春文庫

またまたアンソロジーの本です。

「捨てる」

ミステリー的な話が多いのは偶然?必然?

捨てる。
物を捨てる、気持ちを捨てる、繋がりを捨てる・・・。
夢を捨てる、希望を捨てる、想いを捨てる、力を捨てる・・・。

あっさりと捨てられないからこそ、
迷いなく捨てられないからこそ、
ミステリアスな話へと流れていくのかな?

一話目の「箱の中身は」
子供にとっての大切なもの。親にとっての無駄なもの。
二話目、捨てるものを選ばせる「蜜腺」
選ばせる「もの」がコワい。
最後の話は、捨てることに託したこと。
1%の可能性に賭けたおもい。


日常の中に潜んでいる出来事が、ミステリーに変わる・・・・。
どの短篇にも、あっと思う瞬間があります。
どの話が気になるか・・・その時の心情が出てきそうな・・・(笑)


私が捨てるべきもの・・・。
守るべきもの。
紙一重。


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