新玉葱

うきうきと新玉葱を求めたり とろり飴色春告げし味


躰など所詮その人だけのもの 気にかけぬこと気にかけぬが良し


名残惜し雪の白さか吐く息か 弥生十日も過ぎたる夜半


アカシアも冷たき雨にしな垂れし 香りひそめて何待つ夕暮れ

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