淡々と・・・

時々、淡々と綴られた言葉に、どうしようもなくうろたえてしまう。

当たり前のことが当たり前の言葉で続くだけなのに。
昨日のことが、今日の気持ちが、明日も変わらないだろうことが、正しい言葉で淡々と続いていくだけなのに。

かなしいわけでも、むなしいわけでも、くやしいわけでも、どうにかしたいわけでもない。
流してしまえば、今日も明日も変わらない時間が過ぎていくはずだったのに。

立ち止まってしまった。タチドマッテシマッタ。
ほんの数分前まで伝えようと思っていた言葉が、少しずつ薄れていった。
たわいもない言葉の羅列。それさえも伝えようがなくなって。

私だけが感じる「重み」
いつもは忘れている、忘れさせられている、どうにもしようのない「こと」が、
不意になんの前触れもなくあらわれてしまった。
・・・・・そうか、サミシイんだ・・・・・今。


いつだったろう。
ふと立ち止まって見上げた高層ビル。
一ヶ月後にはまた新しいビルが突き出しているかもしれない夜。
そんなふうに、ずっと過ぎていくはずの日々。

今日は月のない夜。
そして・・・たぶん明日も。
月が出てくる前に、私もいつもに戻らないと。

月は近づいてはくれないかわりに、遠ざかりもしないもの・・・ね。

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